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CSRの取り組み

菜園で脳力開発!人工知能(AI)時代に向けて


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なぜ菜園なのか

 近い将来、社会の隅々にまで人工知能(AI)が浸透すると言われています。
 子供たちは、いやおうなく、そんな時代に立ち向かっていかなければなりません。
 そのためには?というと...
 普通、どんな「能力」を身につければいいの?という話になります。
 でも、「能力」の次元で考えていたのでは、とても追っつきません。
 近未来は、今の社会とは、まったく異なる世界になっているのですから...

 そこで、ここでは、「脳力」の観点から考えていきたいと思います。
 「能力(スキル)」ではなく「脳力(脳細胞の力)」です。
 この「脳力」は、「能力」を生み出す基礎になります。
 そのため、「脳力」がないと「能力」も伸ばせません。
 そして、持ち前の「人間力」もフルに発揮できません。
 でも、それは、特殊な「脳力」を目指すということではありません。
 逆に、普遍性を追求していくことになります。
 つまり、誰もが持つ、ごく当たり前の「脳力」を開発していくだけです。

 それを、菜園で学び、育成していこうということです。
 では、なぜ、菜園である必要があるのかですが...
 私たちが、日々あくせくしているのは形式的な世界です。
 形式的な世界とは...
 たとえば、消費期限を過ぎたものは食べられないというような世界です。
 そのため、食べられるものでも捨てられることになります。
 また、期限内なら安心と、腐ったものを食べることにもなってしまいます。

 そんな世界で埋没していると、私たちの「脳力」は、どんどん損なわれていきます。
 観念(形式)に縛られ、事実に沿って考えることができなくなっていくのです。
 そして、主体性を失っていきます。
 それでは、とうてい、AI時代を切り拓いていけません。
 高性能ロボットに使われる人間ロボットになるしかなくなるわけです。

 菜園というのは、リアルな(自然の法則が支配する)世界です。
 教科書(形式論理)通りにはいきません。
 たまには、そんな世界に触れて、頭をリフレッシュさせようということです。
 そして、教科の枠を取り払って、思考の幅を広げていこうということです。
 それによって、初めて、正しい(事実に沿った)ものの捉え方も身につきます。

 自然というのは、様々な表情をもっています。
 植物や昆虫など、多種多様な生き物たちもいます。
 そんな世界は、私たちの五感を大いに刺激してくれます。
 それにより、脳も刺激され、キャパも広がっていくことになります。
 子供たちは、そんな自然の不思議に魅了されていきます。
 そして、様々な疑問を持ち、なぜ?どうして?を突き詰めていきます。
 それによって、抽象的思考力も格段に高まっていくわけです。

 こうした「脳力」の基礎は、学校教育だけでは培われません。
 逆に、インプット(知識偏重)だけでは、思考力が損なわれてしまいます。
 知識(観念・形式)を疑うことすらできなくなるのです。
 そして、肝心の抽象的思考力を損なうことにもなってしまいます。
 子供には、好奇心や向上心など、生まれながらにして生きる力が備わっています。
 それを、いかに上手に導き、引き出すことができるかです。
 そして、何より、学んだ知識を使うという体験が必要です。
 それによって、初めて、知識が知恵に変わっていくのですから...
 家庭教育において、体験学習が重要になってくるゆえんです。
 とはいっても、ここでは、あくまでも「脳力」の開発がテーマです。
 プラグマ的な体験学習を意味するものではありません。

どんな脳力を開発すべきなのか

 AIは、膨大な情報を瞬時に分析し、的確な答えを導き出すことができます。
 いずれ、AIが人類の知性を超えるのではと言われています。
 でも、まだまだ、考える力では、人に遠くおよびません。
 AIは、限定的な(アルゴリズムの範囲の)思考しかできないからです。

 たとえば、ある家庭に問題があり、その解決策を探るとします。
 その家庭は、嫁と姑の喧嘩が絶えません。そして、子供が登校拒否です。

 こうした問題を、AIは、どう捉えるのかというと...
 「嫁姑の争い」は「嫁と姑の間の問題」、「子供の登校拒否」は「子供の問題」と捉えます。
 そして、それぞれに対しての矛盾を探っていくことになります。

 では、人の場合は、どうなのかというと...
 人の脳は、全体を把握し、見えない部分まで見通すことができます。
 そして、「嫁と姑の関係」や「子供」は問題の焦点ではなく、「夫婦間」にこそ問題がある...
 と捉えることも可能なわけです。
 つまり、主要矛盾である「夫婦間のいがみ合い」が解消すれば、
 副次的矛盾の「嫁姑の争い」や「子供の登校拒否」は、自然に消失することになります。

 もう一つ例を上げると、子供の成績アップを図ろうとすると...

 AIロボットの家庭教師は...(もし、いたとしたら)
 苦手な科目を無理に勉強させます。
 それによって、その試験の点数を上げることができます。
 でも、長期的に見ると、勉強嫌いになって知的好奇心も減退させてしまいます。

 人の家庭教師は...
 知的好奇心を育てることを目標にします。
 そして、好きな科目をさらに伸ばすように導いていきます。
 それによって、苦手な科目の成績も上がっていきます。

 このように、AIは、現象面(結果)を直接的に把握することしかできません。
 そのため、対症療法(一時しのぎ)にしかなりません。
 それに比べて、人の脳は、物事を弁証法的に(事実をまるごと)捉えることができます。
 「欠点を消失させるために、優点を伸ばす」というような思考ができるのです。
 つまり、人には、問題を本質的に解決に導く脳力が備えられているということです。
 そして、誰もが、こうした脳力を、際限なく開拓していけるのです。
 にもかかわらず、現状では、まったく目が向けられていません。

 それよりも、能力(スキル)を磨きたいのです。
 能力のほうは、習得も容易です。
 誰かに習ったり、教科書(マニュアル)で学習したりできます。
 成果も一目瞭然で、点数が上がったら、親も安心です。
 そのため、こぞって、そっちに流れていくことになります。
 それでは、肝心の脳力も損なわれてしまいます。
 そして、課題に出くわしても解決に導けない、という子供が増えてくるわけです。

 これからは、単純な作業は、高性能ロボットが担うことになります。
 また、形式論理で済む判断や対症療法的アプローチもAIに任せることができます。
 でも、AIは、弁証法的な思考はできないわけです。(上で見てきたように)
 したがって、目指すべきは、
 「問題に対して根本療法的にアプローチできる脳力の開発」ということになります。
 それができれば、将来的に、AIに、根本療法を教え込むことも可能になります。
 そういう時代が来れば、世界の矛盾も根本的に解消されていくことでしょう。


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