OCR・OMR とは
OCRとは、Optical Character Reader の略称です。
シート(帳票)に書かれた文字(活字や手書き文字)をスキャニングして、コンピュータで利用できるデータ(テキスト)に変換する技術(または機器)のことです。
基本的に、システムは、活字用(印刷物)と手書き用とに分かれています。
テンプレート(アンケート調査票)の種類
テンプレートは、シートの様式(デザイン)に関する情報が書き込まれたファイルです。
アンケート調査票のサンプルとして、下記のようなものが入っています。
これらのテンプレートに類似のものがあれば、それを複製して変更を加えてください。
シートを設計する画面で、様式を新規に作成することもできますが、テンプレー ...
テンプレート(解答用紙)の種類
テンプレートは、シートの様式(デザイン)に関する情報が書き込まれたファイルです。
解答用紙のサンプルとして、下記のようなものが入っています。
これらのテンプレートに類似のものがあれば、それを複製して変更を加えてください。
シートを設計する画面で、様式を新規に作成することもできますが、テンプレートを変更 ...
テンプレート(手書きOCRシート)の種類
テンプレートは、シートの様式(デザイン)に関する情報が書き込まれたファイルです。
手書きOCRシートのサンプルとして、下記のようなものが入っています。
これらのテンプレートに類似のものがあれば、それを複製して変更を加えてください。
シートを設計する画面で、様式を新規に作成することもできますが、テンプレ ...
ドキュメントスキャナーについて
OCRやOMRの処理には、自動で紙送りできるタイプのスキャナーを使用します。
写真のように、自動給紙装置(ADF)の付いたもので、ドキュメントスキャナーといいます。
スキャナーとシステムとを連動して作業する場合は、TWAIN規格のスキャナーが必要になります。
連動というのは、システム上でスキャンしなが ...
プログラムを起動してスキャニングの準備
プログラムを起動したらメインメニューを表示します。
システムを初めて起動した場合は、メインメニュー左上にあるアイコン「シート選択」を押します。
テンプレートを選択するダイアログボックスが表示されますので、その中から処理を行うテンプレートを選択してください。
メインメニューの「シート読取」を押します ...
シートを印刷します
シートを印刷する場合は、「シート設計」または「シート読取」の画面で「印刷」を押します。
余白を設定する画面を表示しますので、「実行」を押します。
プリンタの設定画面を表示しますので、出力するプリンタを選択して印刷を実行してください。
印刷されたシートの上部の左右には、補正マーク(■)が印字されてい ...
シートの読み取りを行います
スキャナーの準備ができたら、印刷したシートをスキャナーにセットします。
その際、シートの束を、十分にさばいてからスキャナーにセットしてください。
シート同士がくっついていると、給紙時に重送によるトラブルが発生することがあります。
特に、レーザープリンターやコピーなどで熱が加わると、シートが湾曲してくっ ...
集計表の様式を定義します
メインメニューの「調査項目」を押してください。
ここでの作業は、シートを新規作成、または、シートの様式を変更した場合に行います。
(テンプレートでは、すでにデータが登録されています)
調査項目データを生成する場合は、画面の左上のアイコン①を押します。
確認のメッセージを表示しますので、「は ...
集計表を印刷します
集計表を印刷する場合は、メインメニューの「印刷」を押してください。
各集計表のボタンを押すとプレビュー画面を表示します。
集計表の様式の設定は、プレビュー画面の左側にある入力欄やラジオボタンで行ってください。
下記の出力帳票サンプルは、PDFでダウンロードできます。
...
テンプレートの内容を変更します
テンプレートの内容の変更は、シート設計画面上部の「属性」アイコンで行うことができます。
マーク欄や説明文など、実務に則した内容に書き換えてください。
画面を閉じることで、その内容が設計画面に反映されます。
記入欄や説明文などの項目を配置する場合は、「編集」アイコンを押して画 ...
マークシートとチェックシートについて
アンケート調査票には、試験などで用いられているマークシート以外にチェックシートがあります。
チェックシートは、選択肢(□のチェック欄)にチェック(レ)を付けるというものです。
塗りつぶすより、チェックするほうが簡単ですので、アンケート調査では、一般にチェックシートが使用されています。
モノクロで印刷す ...
画像ファイルのドラッグ&ドロップによる読み取り
TWAINに対応していないスキャナーは、このシステムと接続(連動)できません。
その場合は、下記の手順で処理を行ってください。
1.あらかじめシートをスキャニングして画像ファイルを作成します。
その際、画像ファイルは、200dpiの白黒の“BMP”また ...
読み取られた内容の確認と修正
読み取られた内容は、シート1枚を1頁に表示する「カード形式」とシート1枚を1行で表示する「一覧表形式」で表示させることができます。
カード形式画面では、イメージと変換された文字データを比較しながら修正することができます。
シートを一気に読み取って、後からページを送りながら確認し修正することができます。
OCRシートやマークシート作成のポイント
ここでは、実務で使用するシートを、効率的に作成するためのポイントについて説明します。
プログラムのセットアップを行うと、テンプレート(定義ファイルのサンプル)がインストールされます。
(テンプレートは、プログラムのフォルダの下の“\teig ...
解答用紙マーク欄の定義の仕方
マーク欄を定義(内容変更や新規作成)する場合は、「編集」アイコンを押して編集モードに切り替えます。
マーク欄の上で右クリックすると、メニューを表示します。
「チェック欄編集」を選択すると、マーク欄(チェック欄)に関する設定を行う画面を表示します。
マーク欄を新規に作成する場合は、余白の部分で右 ...
両面シート作成のポイント
読み取りを行う項目が多い場合(質問など1ページに収まらない場合)は、シートの裏面も使って、両面シートとして定義します。
(両面シートでは、一度のスキャンで両面を読み取りますので、両面読み取り対応のスキャナーが必要です)
両面シートの定義を行う場合は、下記の手順で行ってください。
シートを設計する画 ...
ドロップアウトカラーとは
マークシートのようにカラーで印刷されたシートのことをドロップアウトカラー・シートといいます。
下記のように、赤・青・緑のいづれかの色で印刷できます。(混色はできません)
(赤が一番見やすく、ドロップアウトしやすいのでお勧めです)
カラー印刷された下地部分は、スキャニングの際に除去されてイメージ化され ...
採点ミスをゼロにするには(EZ採点OCR)
人である以上、うっかりミスは避けられません。
そのため、いくら完璧を期したとしても採点ミスは起こりえます。
しかし、入試など人の一生を左右するような試験では、それは許されません。
その対策として、最近では、マークシート方式が広く利用されるようになってきました。 ...
マークシートで「カタカナ」を入力
カタカナ文字用のマーク欄は、下記のように該当する文字を塗りつぶします。
濁点や半濁点がある文字は、その文字と濁点や半濁点を塗りつぶします。
下記の例では、
“バ”は、“ハ”と“゙”(濁点)を塗りつぶします。
“ド”は、“ト”と“゙”(濁点)を塗りつぶします。
小書き文字は使えません ...
スキャンしたデータをエクセル等で利用
読み取られた内容をエクセル等の他のソフトで利用する場合は、CSVファイルに出力したものを取り込んでください。
シートの読み取り画面、または、「回答表示」の上部の「一覧」アイコンを押します。
一覧表形式画面を表示しますので、画面上部の「CSV」を押します。
設定の画面を表示しますので、出力するファイル名 ...
アンケート用紙の自由記述欄のデータ化について
『EZアンケート』では、記述欄の部分を文字認識してテキスト化することはできません。
記述欄は、スキャニング時にデータとは別に、イメージとして保存することができます。
保存された記述欄イメージは、まとめて記述欄一覧として印刷できます。
記述欄など、イメージとして保存する部分は、調査票を設計する画面で、切 ...